ドストエフスキー「地下室の手記」

実はたくさん本を、ひっそりと読んではいるんだけれどなかなか感想を書くって感じにもなれず、あまり書かないでおこうと思ってたんだけれど、これは書きたくなってしまった。

みんなはどういう年頃の人で、どういう生活をして、どういう価値観を持って生きている人たちなのだろうか?

どういう人たちが僕に興味を持って、Twitterだけじゃなく、マニアックにブログまで覗きに来るのだろうか。

そんなマニアックなキミに向けて、僕のマニアックな趣味である「本」について少し話させてくれよ。

 

ドストエフスキーって作家は僕は大好きだ。というか、近年大好きになったという感じだろうか。昔はなげえし、グダグダ書いてる感じだし、独り言がものすごい多いし、出て来る人間全員ネクラだし、しんどかったの。

でも、ここ一年くらいたくさん読むようになって、今回もツアー先のブックオフで見つけて、なんとなく買ったんだけど、強烈すぎて痺れたね。

この人の作品に対して僕が一番大好きだし、愛しさすら感じてしまうところは、めちゃめちゃ嫌われ者で、めちゃめちゃネクラで、話してることもめちゃめちゃうざいの。明らかにうざいの。

そこがいいの。よくもこんなにいちいち人間が汚すぎておもてに出さないところを言語化して文章にできるなって思うの。みんなもさ、自分の性格の悪さを文章で書いてみ?って言われてもさ、なかなか難しいし、そもそも嫌じゃん?恥ずかしいし、嫌じゃん?

この人はマジでやっちゃうの。これはね、狂ってんだよ。絶対。狂ってんの。しかも、現代ではなかなか理解されないタイプの狂いね。女の子にはもっと理解されなさそうな狂いね。

そこが愛しいのよ。自分を重ね合わせちゃう。勇気でる。こんなに世界的な歴史に名を何百回と刻んじゃってるような作家の作品が、ものすごい性格悪いのよ。ビビるよね。

それにおそらくドストエフスキー自身はおそらく作品に出て来るような陰鬱でひねくれた人間ではなさそう。普通に結構人当たりよくしちゃってそう。案外そんなものなんだよね。

人を一方向から見て、この人はこうだ、なんて他人にわかるわけないんだよね。

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