2018/12/31

「今年はみんなにとってどんな年だった?」

2018年最後の日になった。年末になると急に一年を振り返ろうとする現象はみんなにも訪れていることだろう。僕にも何故か訪れている。これはなぜなんだろうね?ただの変わらない1日なのにね。それにもっと言えば、今年一年を振り返って見たところで、思い出せることなんて一つや二つあればいい方だ。

よく聞かれる質問で僕の大っ嫌いなものがある。

「今年いちばん印象に残っているライブはどれですか?」

インタビュアーが聞いてくるやつ。

これだけはほんとうに勘弁してほしい。そんなのねえよとしか答えられない。ライブの中身なんて寝て起きたらだいたい忘れてる。ひどいっていうかもしれないけれど、ほんとうだ。むしろ覚えてるの人の方が怪しいもんだ。あの瞬間はあの瞬間でしかない。だから、優劣なんてつけられるものじゃない。目の前の人に向けて、目の前の人が楽しめるものをやる。僕にとってはただそれだけでしかない。

さっきの質問にあえて答えるとするならばこうだ。

「今日のライブです」

まあそんなところ。毎日毎日を必死だ。

「来年はどんな一年にしたいですか?」

これもいらない。そんなものを考えたところで思い通り行くわけない。ただこれにもあえて答えるとするならば

「良い年にしたい」

こんなところかな。

さて、真面目に振り返ってみるか。と言ってもツアーがどうだったとか、このライブがどうだったとかはしない。あんまり覚えてない。

今年はこのブログを始めたり、動画を始めたり、ピアノをいきなり買ってみたり、いろんなことを始めた年だった。いろんなことを始めたおかげで、とんでもない数の人たちに出会うことができた。

僕という人間は、自分ではあまり万人ウケする人間ではないと思っている。そりゃあそうでしょう。上の文章のようにグダグダとひねくれたことを考えてしまう人間が多くの人に求められるわけがないと思っているからだ。

歌詞にしたってそうだ。自分のいちばん濃い部分を出している。曲の中だけは強くなった気でいられるから、ついつい言いすぎちゃったりする。でも、作ったやつが正解なんだし、それで良いと思っている。僕が僕を認められるのはその瞬間くらいだ。

自分のやっていることに対して少しずつ勇気を持って挑めるようになったのも今年から。勇気があると、人は少し他人のことを考えられるようになる。みんなにいい人になんかならなくていいんだぜとか、自分のためにわがままに生きて行くべきだぜってちゃんと言えるようになったのも今年だ。

僕はほんとうに思う。僕でできたのだから、みんなにできない理由はないと。

「いやいや、お前、ゆうてもちょっと才能あったからそこにいるんじゃないの?」

そういう風に言う人もいるだろう。今の状況や結果を見てそんな風に言うのは簡単だ。でも、誰が6年前バンドを始めた頃に2018年もリビジョンが存在していると思っていただろうか。その頃から、お前は才能あるよって言ってくれる人がいたなら、僕にはなにかしらの才能はあったのかもしれないけれど、そんなものは誰一人として言わなかった。むしろ才能ないねって言われてきた。

なんでもそうなのだけれど、後から言うのなんて簡単なんだ。後から「売れると思っていた」とか「成功すると思っていた」とかそう言うことをいうのは簡単なんだ。後出しじゃんんけん。そんなことをして乗っかっちゃうのがいちばんダサい。

キミはキミの可能性をどれだけ信じてあげられるだろうか。

「なんにだってなれる。」

僕はライブでこういうことをよくいう。でもこれは

「どんな存在にだってなれるんだぜ。夢はでっかく、未来は明るい!」

こんなことが言いたいんじゃない。そうじゃなくて

「自分の人生は自分で選んで生きていけるんだぜ」

そういうこと。願ったものが全て叶うだなんて嘘だ。ただ、人間というのは日々変化していくことができる。そういうことだ。無理なら無理で仕方がない。違うことをやればいい。ただそれだけだ。

あまりにも多いんだ。あまりにも多い。人の言いなりになっている人が。その方が楽なんだ。楽だから人のいうことを聞いているのでしょう?失敗したらその人のせいにしちゃえるし、まだ自分には可能性は残されているって言い訳もできる。

だって、自分で選んで自分で最大限努力して、それでも無理なら自分がダメなんだって認めざるを得ない。どこにもねげられないし、言い訳もできない。でもそれをやらなくちゃダメだ。じゃなきゃ、僕らは輝けない。

僕はそういう青臭いことを身をもって示すために、あの「ステージの上」という逃げも隠れもできない場所に立ち続ける。あの上では全部がさらけ出される。

「リビジョンって気持ち悪いよね」
「リビジョンって口悪いから嫌い」
「あんなの聞いてるやつなんてバカでしょ」
「リビジョンのお客さんって頭悪いの?」

こんなことあげればきりないけれど、全て僕の責任だ。僕の作り上げてきたものだ。こういった意見に言い訳はできない。言い返すこともできない。悔しくないのか?と聞かれればもちろん悔しい。目の前に引きずり出して、キレてやりたいくらいだ。

ただ、僕はそんなことはしない。僕は選んでいるからだ。言い訳のできない、言われっぱなしの立場を自分で選んでいるからだ。

こう言ったものに対して戦う術は今の僕にはある。

黙って結果を出すだけ。

今僕たちを嫌いな人にも、聞かず嫌いな人にも、僕のことが憎くて仕方がない人にも申し訳なく思っている。わかるように歌えなくてごめんと。これから頑張るね。ただそれだけだ。

さあ、来年。みんなが想像してないことをやる。決めたんだ。もう決まってる。後戻りはできない。

再来年。もっと想像もしてないことをやる。これは来年の活動を見つつどこまでみんなに伝えられるのか、自分たちの力量を見ながら判断する。

僕は今とてもシンプルに生きている。

必要なのはキミたちだけだ。キミたちみたいな生きるのが下手くそな人間が大好きだ。

僕に夢を見せてくれてありがとう。

愛してるぜ。

これからも中指を立てて行こうと思う。

 

2018.12.31

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