Zeppツアーが終わった

Zeppツアーが終わった

昨日で初めてのZeppツアーが終わった。Zeppというのはバンドをやっている人間からすれば夢の場所でもある。まぎれもなく日本で一番のライブハウスだし、日本で一番大きなライブハウスでもある。

今回のZeppツアーを決めたのは去年の話だ。一年ほど前からやると決めていた。出来るか出来ないかなど考えもしなかった。やるしかないんだ。進むしかないんだ。生き急ぐように生きて来た僕の性格そのものだ。

はっきり言ってしまうと、僕たちのやっているバンドはZeppという場所を軽々と埋められるほど人気ではない。それもわかっている。痛いほど現実を見て来た僕たちだ。そんなことは重々承知だ。それでもやるんだと強い決意で決めた。

決めた時はそこに向かってやる気も気力も十分だ。しかし、時が経つにつれて、重苦しい目をそらしたくなるような現実を突きつけられる。バンドも楽しくなくなってくる。でも、逃げ道なんてどこにもない。誰も助けてくれない。ボーカルは僕だ。バンドの顔は僕だ。僕が出来なきゃ何も始まらない。何者にもなれない自分がすごく悲しかった。そして、バンドをやっていることがとても苦しくなった。Zeppまで半年をきった頃にはそんな状態になっていた。

弱音を吐く場所もない。そんなものは金にならない。そんなものを受け取るためにお客さんはお金を払わない。僕は、ステージを降りた自分を見て欲しいわけじゃない。ステージの上で輝くその一瞬を仕事にしている。

何をやれば、多くの人に届くのだ。どれだけ思いを込めても、上手に届けなきゃいまの時代の人は聞いてくれない。僕たちの代わりなどたくさんいるのだ。

お客さんのことを信頼していないわけではない。まぎれもなく僕を見つけて人生を変えてくれたのはあなたたちの存在だ。でも、一方でわかっている。ずっと応援してもらえる保証なんてどこにもないことを。

彼氏ができれば、ライブになんて行かなくなる子もいるし、就職したらライブから遠ざかってしまう人もいる。今の時代ならユーチューバーの方がなんか楽しいしって、そっちに会いに行く子だってたくさんいるだろう。

わざわざリビジョンなんて見に行く必要などないのだ。画面越しに楽しめることだってたくさんある。みんなそれぞれの生活で精一杯だ。

僕に出来ることはなんだ。僕はもっと多くの人に自分の存在を届けたい。そして、僕と同じように生きるのが下手くそな人間に気づいて欲しい。僕も同じなんだと。

Zeppツアー。多くのものを失ったツアーだった。感情、体力、労力、友情、愛情。

今終わって思うのは、僕はもっと良い曲を書きたい。そして、もっと歌を歌いたい。メンバー五人でどこまでも進んでいきたい。宝物みたいな人生を手放したくない。あなたを手放したくない。

才能がないなら、生き様で勝負だ。

1 Comment

みやたぬき。

ツアーおつかれさまでした💦
今回は 現地参戦できんかったけど、金沢から がんばれーー てパワー送ってました(笑)
来年のツアーは ぜったい会いにいきます🤟✨

リビジョンに出会えてよかったです
ほんとに‪ \( ´꒳`)/‬

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