村上春樹 「ねじまき鳥クロニクル」

村上春樹ってみんなも流石に聞いたことがあると思うんだけど、、、あるよね?他にもたくさんの有名な物語を書いてる人ね。

新しい本を出すたびに社会現象みたいになって、本屋には発売日の朝から出勤前に並んで買いに行く人がいるくらいものすごいファンがたくさんいる。僕も10代の頃に多分この作品を読んだことあるんだけど、わけわかんなかったの。話がものすごいのよ。

なんていうんだろう。フィクションにフィクションを重ねて、いろんなものが答えを与えられずに物語が進行していくのね。そして、よく言われるのはものすごいオシャレな感じでサンドイッチを食べて、すぐに身体の関係を持つみたいな感じで揶揄されることが多いの。僕も、何言ってるか分かんないし、なんか村上春樹読んでます!みたいなのが、スタバでMacBookいじってますくらいキモい時があったのよ。だから本当にあんまり読んでこなかったの。

でも、ブックオフで100円だったから買ったの。なんとなく。第3部まで全部そろってたし。

むちゃくちゃ面白かったんだけど。ビビるんだけど。結構物語としては長いんだけど、二日くらいで読んじゃったんだけど。ハルキヤバいんだけど。

なんかね、昔はわけわかんなかって、場面の展開とか回りくどすぎるセリフに本当に理解が追いつかなかったんだけど、冷静に考えてこんな化け物みたいな物語をかける人が他にいるとは思えないんだよね。この人でしか書けないものを確実に文章にして、物語は進んでいる。読んだらわかると思うんだけど、村上春樹でしかないのよやっぱり。すごいことなのよやっぱりそれは。オリジナルであるってことは、もうそれだけですごいのよ。

なんていうんだろうな。。。ほどよく気持ち悪いんだよね。登場人物全員。キモいのよ。実際にいたら絶対に関わりたくないし、こんなめんどくさそうなハッキリものを言わないやつと関わりたくないなって思うんだけど。文章の中だともう愛しささえ覚えるほどに愛着が湧くんだよね。そこに確かにいると思えるほどにキャラクターが鮮明に浮かび上がってくるのね。それに名前も変だし。

わざと突拍子もない展開とかを作っているんだけど、それを「バカバカしい。ありえへんやん。こんなんするヤツおらんやろ」とか突っ込むのは楽しみ方をわかってないと思うのよ。そこはもう流された方がいい。ハルキに。ハルキはすげえからちゃんと流された方がいい。

すると、バカみたいに楽しめると思うね。麻薬だよこれは。登場人物に会いたくなるし、物語のリズムやテンポに浸りたくなるのよね。すごいよほんと。こんなエンターテイメントを作り出せる日本人がいることに誇りすら感じるね。

フィクションを極限まで突き詰めた人の作品。嫌いな人は嫌いだろうけど、僕は素晴らしいと思うね。純粋に。

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