モンゴメリ 「青い城」

「赤毛のアン」とかを書いたカナダの女性作家モンゴメリ。主人公の女の子はとにかく冴えない感じで描かれてて、ストーリー的には本当にシンデレラみたいな感じに近い。でもね、やっぱ好きだよねこうゆう話。

 

家族にもバカにされて、親戚にもバカにされて、親の世話や家の掃除をきっちりこなすことだけが人生の全て。もちろん誰にも期待されてない女性が、自分の人生を掴み取っていく話なのね。そりゃあ、現実には「こんなうまい話あるかい」って思う人もいるだろうし、そう思ってシラケちゃってこうゆう物語を読まない人もたくさんいると思うのね。薄っぺらいぜ。。。みたいな。

でも、こうゆう言っちゃえばベタな話にいちいち感動できるような青臭い人間で居たいなとは僕なんかは思う。だってそのほうがカッコいいもん。なんでもわかったふりして、ああこうゆう感じねって済ませるんじゃなくて、いちいち感情移入したいし、いちいち泣きたいよね。

一つの縛られきった価値観を、自分の力で振り払って、自分の人生をしっかり生きていくことは並大抵のことじゃない。自分でしっかり舵を握りしめて、自分でどちらに進んでいくのか決めなきゃいけない。それは本当に疲れることなんだよ。それをしなきゃ僕らはちゃんと自分で生きてるって実感できないんだよね。

100年前くらいの作品だけど、書かれている内容はやっぱ今の人間の本質とあまり変わらないような気がする。今の恋愛小説や恋愛の映画のストーリーとそんなに変わらない気がする。

おそらく、人が泣いたり、笑ったり、拗ねたり、嫉妬したり、悔しがったりする瞬間ってのは何年経ってもあんまり変わらないものなのかもね。不思議だよね。生きてる環境はまったく違うだろうにね。

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