松尾スズキ 「クワイエットルームへようこそ」

みんなは「松尾スズキ」って人知ってる?劇団とか俳優とかいろんなことやったりしてる人なんだけど、エッセイとかもめっちゃ面白くて、考え方にすごいしっくりくるところが多くて好きなんだよねこの人。綺麗事がないホンモノって感じ。人間力MAXみたいな。味のあるおじさまなのよ。しかもすこぶるモテるらしいしね。

ちなみに映画化されたのはこちら。僕は見てないけどね。

 

そんな人が小説を書いたのよ。そりゃ読んで見たくなるよね。この作品はもうだいぶ前の作品なんだけどね。今更。読んでみたんだよね。エッセイはさ、一人称で書けるけど、小説はそうはいかないでしょ?その人の頭の中の妄想が「どこまでものすごい妄想か」見てみたいじゃん?

めっちゃすごいよね。文章は松尾スズキなの。エッセイとかとあんまり変わらない気もするだけど、ちゃんと物語。あと、良い小説は必ず登場人物が魅力的。こっち側がしらけない程度のフィクションをギリギリまで使いながら、どんどん上手に嘘ついて、どんどん登場人物を魅力的にしていってほしい派なんだよね僕は。僕はそうゆう小説が好きなんだよね。やけにリアル過ぎるのってなんかつまんないじゃん?うん。わかる。で終わっちゃうというか。

それなら、ノンフィクションとしてちゃんと調べて細かいところまで説得力持たせてほしいんだけど、小説に関しては基本的には嘘を上手にたくさんついて物語をエンターテイメントして魅力的にしてほしい。松尾スズキのこの小説は、本当は嘘だらけなんだろうけど気にならないんだよね。最高にぶっ飛んでる人たちばっかなのよ。でも、日常にいそうなぶっ飛び方なんだよね。

簡単にいうと、精神病棟で起きる出来事の話なんだけど、全員実際にいそうなくらい人間臭いんだよね。ってか、精神病棟に入院したことあるのかな松尾スズキ。それくらいリアルっぽい。僕は入院とかしたことないからわかんないけど、かなりリアルっぽい感じがする。

あとは、結末が最高。気持ちよかったね。気持ちいい。ハッピーエンドじゃないけど、物語の終わり方としては最高に気持ちよかった。

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